深夜アニメの本数が微増をつづけ
サイクルが3ヶ月単位になったことで
かなりの作品がアニメ化されています。
しかしその反面、全体のクォリティーが
下がっているのも事実です。
私の好きな京都アニメーションも
昨年冬の「甘城ブリリアントパーク」、
今年夏の「響け!ユーフォニアム」と
直近の2本は苦戦しています。
これは京都アニメーションに限りません。
ラブライブ!が初動セールス記録を
更新した際の歴代初動ランキング
ですが、2位以下は2011年以前
ものです。
もちろん今のアニメ産業はテレビで
放映した時点で利益が潤うように
システムが構築されています。
ですから、腰を据えて1年間放映
するより3ヶ月作品を4本放映した
ほうが儲かるのです。
しかし、目先のお金に目がくらみ
クォリティーが下がることを懸念
します。
エレクトロニクス商品がアメリカや
中国、韓国より劣ってきた今、
アニメは日本が世界に誇れる
数少ない商品であることを、まず
制作側が自覚しなければ、やがて
アニメもエレクトロニクス商品の
二の舞となることでしょう。