2015年5月4日月曜日

大阪港の風景② 貨物線廃線跡(前編)

大阪環状線の大正駅から弁天町へ向かう
途中に分岐点がありそこから大阪臨港線と
呼ばれる貨物専用路線が昔ありました。

大阪臨港線













福崎にある「浪速駅」から分岐して
大阪東港駅、大阪港駅へすべて非電化
単線で貨物専用として運行していましたが
1984年に浪速駅から先が廃止され
2006年には浪速駅も廃止となります。

大阪臨港線廃線跡撮影図






















今まだ残るその面影を2回に分けてご紹介いたします。
今回は大阪環状線分岐から浪速駅にかけてです。

大阪臨港線跡 南市岡
















南市岡の高架跡には「無線切替」の看板が残り
市岡の踏切跡にはレールが残っていました。

大阪臨港線跡 市岡








立体交差跡
















この写真は道路が半地下になっていて
高さ1.5メートルほどの低いガード
でしたが、道は平らになりガードは
消えています。

立体交差跡道路
















下の写真も線路はなくなっていますが、
昔レールがあったことが伺えます。

福崎から大阪環状線方面を臨む
















福栄橋という橋の横の鉄橋は
未だに残っていました。

福栄橋から鉄橋を臨む
















残存する大阪臨港線
















浪速駅はなくなりそのあとできた
市バスの車庫すらもうないのですが
なぜか看板は健在です。

浪速駅の案内看板