2015年3月23日月曜日
JR西日本は山陽新幹線の需要をもっと掘り起こすべき
さて北陸新幹線が予想通り乗客が少ない中
今回は以前のつぶやきの補足です。
山陽新幹線の高速化の件です。
JR東海が東海道新幹線のカーブの多さから
最高速度を抑えたことや
座席数の問題でせっかくの高速運転性能を
もちながら低速走行する500系の件です。
昔の「ひかりレールスター」今の「さくら」は
山陽新幹線の中で一番予約の多い列車です。
それは普通車ながらグリーン車と同じ2+2
の座席のためです。
さくらは九州直結ということもありますが
博多より熊本と広島では混み具合が
異なります。
博多まで「さくら」が満席のため
熊本、鹿児島方面に団体客などの
予約が取りづらいことは事実です。
そこで私の提案は500系の投入です。
現在500系は時速350キロの走行が可能ですが
営業運転の最高速度は時速300キロです。
できれば改良した新型を投入して
営業運転で時速350~360キロ走行し
のぞみと同じく新神戸、岡山、広島、小倉のみ
に停車し、のぞみより早い2時間以内で
新大阪、博多間を走るのです。
早くて、楽に飛行機と変わらない時間と料金で
行き来ができれば、自然と旅客は増えます。
この列車を新大阪で「さくら」出発の少し前に
出発させることにより、「さくら」の混雑が緩和され
九州方面への新たな顧客創出につながり
博多までの収益はあがるはずです。
あとひとつ
どうしても大阪から北陸新幹線に乗り入れるなら
フリーゲージではなく新線を作るべきと思います。
大阪駅から新大阪を経て京都まで地下を走行し
山科からの湖西線、北陸線を標準軌に作り替え
敦賀まで結びます。
できれば九州新幹線や500系も新大阪手前で
地下に入り、新線の京都駅まで乗り入れさせれば
より多くの顧客は創出できるはずです。
湖西線新快速は新幹線と同じ経路で
大阪駅から新大阪駅、京都駅と進むため
車輛やダイヤに工夫を要しますが
これくらいしないと失った大阪から北陸への
お客様は取り戻せないと思います。