2015年3月28日土曜日

ドイツ格安航空事故から始まる問題

スペインからドイツへ向かいフライトしていた
ドイツの格安航空会社の航空機が、
24日フランス南東部の山岳に墜落しました。

副操縦士がコックピットにひとりになり
故意に降下ボタンを操作したことが事故の
原因と言われています。
テロ対策でコックピット内のスイッチを
操作しなければ扉が開閉しないため
異常な操縦を阻止できなかったという
構造上の問題が取り上げられています。
その対策としてふたりの操縦士のうち
ひとりが席を外した場合は
客室乗務員がコックピットにはいることが
義務付けられそうな空気になっています。

しかし人材不足が深刻になるこの業界で
客室乗務員に操縦席に入れるまでの
レベルアップができるのか
不安が残ります。

スカイマークがエアバスの大型旅客機の
購入をキャンセルして損害賠償問題で
揺れていますが
人材を増やしレベルアップを要求される
今後の格安航空は1便にいかに多くの
乗客を輸送できるかになってくるので
積極的に大型旅客機を購入し
需要の大きな路線に投入するのは
必須となります。

ということは資本の少ない格安航空企業は
淘汰されていく時代になりそうです。
また地方都市と離島を結ぶ航空路線が
確保されるのか不安もあります。
この問題を解決する日本のテクノロジーに
期待します。