ソニーがサイバー攻撃を受けたことから始まって
北朝鮮社会をコミカルに描いた映画
「ザ・インタビュー」は公開中止になるはずでしたが
アメリカの世論の後押しで結局は公開されました。
アメリカは北朝鮮がソニーに
サイバー攻撃したとしましたが
北朝鮮が反発し、緊張が走りました。
その直後北朝鮮は
一時的にネットが繋がらない状態になりました。
今もその真相は明らかではありません。
ここで、北朝鮮のネット事情が報道関係の番組で
紹介されました。
想像していたとおり、
実際にインターネットが使えるのは
上層部のみで、基本的に一般国民はネットは使えず
大学やホテルにはイントラがあり
常に国家が監視しております。
中国は国民がネットを利用できます。
常に国家が目を光らせている状態ではありますが
北朝鮮よりははるかに自由といえます。
北朝鮮には気軽に旅行に行けませんが
様々な情報を手繰り寄せると
中国、韓国、その他アジア各国とは
まったく違う世界のようです。
高層の建物もありますが、
基本的に昭和30年頃の感覚で
社会主義的な看板や公園などがあり
日本から近いわりに、想像を超える世界のようです。
韓国に近づく中国。
金融危機に直面するロシア。
頼りになる後ろ盾が揺らいでいます。
キューバがアメリカと国交回復していき
「社会主義」の意義自体も薄らいでいます。
今回の問題が大きくなると北朝鮮は
いよいよ窮地に追い込まれます。
北朝鮮は中国同様、指導者の力が弱まり
クーデターが起こる可能性も囁かれています。
韓国もサムスンの急降下で経済危機が
ふたたび見え始めてきた中
近々朝鮮半島が統一される可能性も
なくはありません。
というか、そうなってほしいです。
私が生きているうちに
北朝鮮へ旅行して、
その目で北朝鮮を見ておきたいですから。
ただ統一された国が
「ややこしい国」でないことを祈ります。