遅くなりましたが、今年の漢字「税」について
つぶやきます。
「税金は取りやすいところから取る。」
その考えに従い、消費税を5%から10%に
上げるつもりでしたが、先の衆議院選挙を控え、
二段階で上げることになりました。
ところが、政権が変わり、増税が
安倍総理による経済政策の足かせとなったため、
「二段階目の増税を延期させてほしいのですが、
よろしいでしょうか?」
というのが12月14日の衆議院選挙でした。
消費税が上がるのは、
私のような低所得者には厳しいことですが、
国が借金漬けの今現在、
仕方のないことかもしれません。
しかし、問題はこの状況下で
無くなろうとする「税」があることです。
たとえば「ゴルフ場利用税」です。
消費税と重複すると言われますが
私は割増してもよいと考えます。
消費税10%になった時導入予定の「軽減税率」は
検討に時間がかかるのと、運用の難しさから、反対です。
それよりも、明らかな贅沢品、贅沢なサービスに
消費税率を20%にする「加算制度」を設ければよいと思います。
具体的には、新幹線のグリーン車や飛行機のビジネスクラス、
宝石貴金属類、ゴルフ場のプレー費用も含まれます。
「ゴルフは贅沢なスポーツではない」という意見がありますが、
間違いです。
昔、あるDJがアメリカ映画を見て
「俺はこんなちっぽけな家で暮らして老いていくんだ。」
みたいな台詞を、自宅の庭で、家族とバーベキューを
しながらぼやく場面があったそうで
「日本人から見るとすごくお金持ちに見えるのだけど・・・。」
と、言っていました。
たとえば、土地のあるアメリカで、
ゴルフは普通のスポーツかもしれませんが、
土地のない日本では事情が違うのです。
この「加算制度」は、安易に「いくら以上」と
金額を設定できないところです。
そうすると販売店のダンピングに繋がります。
しかし、一言に自家用車にしても
軽自動車は地方の重要なアクセスである一方、
2シータースポーツカーは明らかに贅沢品です。
この場合、一般車と贅沢車に分けて、
ナンバープレートも差別化していくなど
個別の改革が必用となります。
外国人旅行者の購買力を上げるため、
消費税の免税をしていますが
あれも必用ないです。
外国人観光客が今後の日本の重要な収益源に
なることは理解しますが、円安は別にしても
外国人観光客にはそれなりの購買力があります。
それよりも、成田、関西、中部の着陸料を
国が援助して、経由便を1便でも多くすることです。
観光客の少ない最大原因はアクセスなのです。
以前のブログでも述べたように
という大規模な税制改革も必要です。
二重課税の疑問があったり、外国シフトを防ぐ目的からも
法人税の撤廃は近い将来検討されますが、
その際には「地方創生税」として法人税より多い収入を
関東圏から搾り取るべきです。
これにより経済と地方の問題が一度に解決します。
本日景気対策についての予算や使い道について
報じられていましたが、皆様ご想像のとおり
あのような中途半端なことは
やるだけ税金の無駄です。
こういう場面でこそ、黒田総裁を見習うべきです。
まだまだ言いたいこともありますが、
今回はかなり長くなってしまったので、
ここまでです。
また、機会がありましたら、
つづきをやりたいと思います。