投票に行こう!
投票率があがると野党が優勢という一般論がありますが、
別にそういう目的で言っているのではありません。
できれば、衆院選の投票日まで
その関係の話題は避けるつもりでしたが、
投票率が下がりそうな感じなので、ちょっと呟きます。
あまり具体的に言えないので、回りくどく行きますね。
最近、オウム真理教の高橋被告の裁判のニュースが
テレビで流れていますが、1990年の衆議院選挙で
オウム真理教は「真理党」を結成して25人が
東京、神奈川、埼玉の選挙区に立候補して全員落選します。
しかし、これがきっかけとなりオウム真理教は知名度を上げ
1995年の地下鉄サリン事件へと暴走します。
翌年1996年から比例代表制が始まります。
投票率が低くなるとその分比例代表の1票は大きくなります。
比例代表制は選挙区制と比べて、組織票が集まりやすくなります。
もしオウム真理教が暴走せずに信者数を増やし、
比例代表制が始まったならば「真理党」も議席を得たかもしれません。
今回の衆議院選挙。
「自分が投票したところで、暮らしがよくなるなんてない。」
なんて思い、あなたが投票に行かなかったばかりに
政治とは別問題で、とんでもないことになる可能性があります。
政治に興味になくたっていいじゃないですか。
投票する権利があるのなら、投票に行くべきです。
日曜日に投票にいけない人は、不在者投票に行きましょう。
買物のついででも、デートの途中でも、いいじゃないですか。
投票に行こう!