2014年皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私個人としては激動の1年でした。
今年の「10大ニュース」の類を
新聞、ネット、テレビいろいろやっていますが、
私が選ぶ今年のニュースは
「錦織圭、全米オープン準優勝」です。
私はテニスをするのが得意ではないですし
長々とテニスを見るのも正直苦手です。
正直伊達選手が昔引退した時点で
日本男子サッカーがワールドカップで
ベスト4に行くことができても
テニスの4大大会でベスト4まで
勝ち上がる日本人はいないと思っていました。
錦織選手も去年までは
上手いけど勝負に弱いイメージでした。
10年ほど前漫画、アニメで見た
「テニスの王子様」の越前リョーマのような
カッコよさはあるのですが、結局日本人は
テニスにむかないのかなという目で見ていました。
ところが、
技術的に上手い相手や長時間の試合になると
いい試合をしていても結局負けてしまっていたのが
全米オープンでは故障明けにも関わらず
長時間のフルセットを次々に勝ち抜いていったのです。
人は変われるということを
今年彼から教えてもらいました。
そして、日本人は無理と思っていたベスト4に進出し
「勝てない相手はもういない。」
と言う彼の姿を見て、彼以外の人には誰もわからない
「てっぺん」に辿り着いたアスリートの心境を垣間見ました。
それは決して「おごり」や「はったり」ではなく
自然に出てきた「感じた心」に聞こえました。
その大会はどうであれ、
日本人初のテニスのトッププレーヤー誕生の瞬間と
私は感じました。
異常気象、汚職議員、理研疑惑、幼女殺人など
悪いニュースが大半を占めた中、
青色LEDの日本人3名のノーベル賞受賞と
フィギュアスケートのGPF連覇の羽生選手
中でも錦織選手の全米準優勝は、
数少ない明るいニュースを届けていただきました。
ありがとう、錦織選手。
来年は4大大会優勝を目指してがんばってください。