今日あるテレビ番組でAPAホテルの
その後について報告していました。
日中戦争中の南京事件について30万人が
殺害された大虐殺があったという主張をする
中国を真っ向から否定する本をアパホテルの
全室に備えつけていることについて
中国人から批判を受けたアパホテルは
その後どうなったかというものです。
本は今でも全室に備えつけており
事件後話題になり書店にも7万部卸した
そうです。
中国からの宿泊者からは減少したものの
他国からの宿泊者が軒並み増加したため
今年は毎月宿泊者が増加しており
過去最高の水準だそうです。
すべての産業でこのようにできるかは
わかりませんが、訪日旅行者増加を掲げる
観光庁はアパホテルを見習ってほしい
ものです。
中国人が近くてお金を持っているから
来てもらいやすいと言う考えはダメです。
中国は共産党独裁国家という特殊な国です。
そこから訪日旅行者を増やす努力は危険です。
むしろ中国人旅行者を抑える努力が必用です。
以前から言うように、
羽田空港の着陸料を上げ
成田空港の着陸料を割安に、
関西空港の着陸料はなくすべきで、
そこから欧米からの旅客航空便を積極的に
誘致するのです。
日本への定期便を頻繁にすることにより
日本へのルートがメジャーになれば
単なるハブ空港ではなく、訪日旅行者は
必ず増加します。
なぜなら、日本はアジア屈指の
衛生的で、テロなどの危険性が少ない
国家だからです。
欧米からの訪日旅行者が増えると
自然にアジアからの旅行者は増えます。
尖閣諸島の土地を買い取った際、
中国で日本企業を襲う暴動や不買運動が
活発になり、尖閣諸島は現在、日本人は
近寄れませんが、中国の漁船や海上保安庁は
実質的に出入自由になっています。
中国でビジネスをする日本企業への
配慮です。
つまり中国相手のビジネスは確かに
儲かるかもしれませんが、別の場所で
リスクは生じるのです。
「中国という特殊な国家からの
旅行者をいかに絞り込むか」
訪日旅行者増加の今後の課題です。