2017年4月10日月曜日

トランプ劇場

トランプ大統領が首脳と会うと何かが起こる!
安倍首相と会食中に北朝鮮がミサイル発射し
習近平主席と会食中にシリアへミサイル攻撃、
まさに「トランプ劇場」です。

北朝鮮やシリアの行動をまるでアメリカが
裏でコントロールして、日本と中国に
トランプ大統領の存在を見せつけているようです。
もちろん、そんなことはありえませんが、
間違いなく習近平主席はトランプ大統領と
いう人間を脅威に思ったに違いありません。

北朝鮮をコントロールできないなら、
アメリカが北朝鮮をコントロールする
とメッセージを送った後の会談の最中に
ミサイル攻撃を指示するトランプ大統領に
「この男なら平壌を消滅させかねない」
と習近平主席は察したはずです。
しかし、北朝鮮は金正恩体制になって以降
北京を訪れていないことからも、北朝鮮を
コントロールどころか対話もできていません。
何とかしたいが何ともできない。
それが今の中国です。

一方、アメリカは「世界の警察」を辞める
と思われていたのに、いきなりシリアを
攻撃し、躊躇せずいきなり叩く姿勢に
「外交だけでなく軍事もか」とトランプ大統領
に対する脅威が一層広がりました。
北朝鮮に柔軟な姿勢で対応しようとする
韓国の次の政権もろとも、アメリカが破壊して
しまうことも、空想ではなくなってきました。
「トランプ劇場」はクライマックスへと
徐々に盛り上がってきました。