奈良県、奈良市と近畿日本鉄道は7日、世界遺産、
平城宮跡を横断する近鉄奈良線の移設案などを
検討する「まちづくりに関する連携協定」を結んだ。
奈良線の移設案については県が単独で調査してきたが、
今後は市や近鉄と定期的に協議を開催。調査も3者が
協力して行う。長期的には実際に移設した場合の
まちづくりのデザインも担う。
平城宮跡の整備だけしか見えていない無能自治体が
ようやく近鉄と協力しようとしています。
ただ、近鉄の言い分を聞いて、本当の奈良の
発展を考えているかは未知数です。
既出の近鉄奈良線の想定ルートも決して近鉄が
合意しているわけでなく、平城宮跡から線路を
取っ払いたいだけなのです。
たとえば阪神電車が野田から梅田までを地下化
したように、都市部で鉄道を地下に埋設することは
流れだとは思います。
しかし、奈良市が発展するためには、それだけでは
ダメです。
いくら平城京を整備して自己満足に浸っても
見てもらわなければ価値もないし、経済も潤いません。
建築基準を緩和して奈良市街にホテルを建設し、
奈良市役所、JR奈良駅、近鉄奈良、奈良公園を
結ぶLRTを前提とした道路整備などを
いかに盛り込んでいけるかが課題です。