昨日の都知事選挙の結果
元総務相の増田寛也氏やジャーナリストの鳥越俊太郎氏らを
抑えて小池百合子氏が都知事選挙を制しました。
初の女性都知事の誕生です。
小池百合子氏はテレビのニュースキャスターを経て1992年
日本新党より参院選比例代表で初当選して政界に進出します。
その後日本新党の細川氏が総理大臣となります。
1993年、参院議員を任期途中で辞職し衆院選挙を初当選
します。
日本新党解党後新進党を経て、
小沢一郎氏の側近として自由党の結党に参加しますが
解党後は自民党へ入党します。
自民党に入るとすぐに小泉内閣、第1次安倍内閣で大臣を務める
など、政界の中心で活躍します。
2008年自民党総裁選で破れてしばらく息をひそめていましたが
今年突然自民党の推薦を得ずに都知事選に立候補して
当選しました。
小池新都知事は2008年総裁選に敗れるまでは、
特にポリシーなく勝てる人の後ろについてトントン拍子で
出世していった感があります。
今回の都知事選挙に自民党離党覚悟で名乗りを上げたのも
何らかの勝算があったからではないかと疑われます。
問題はその計算が本人が計算したものか、後ろ盾の誰かが
計算したものかということです。
大阪府民の私は
東京都知事が誰であろうが関係ないのですが
小池新都知事の経歴が経歴だけに、
任期途中での辞任はないでしょうが
それで東京都がよくなるのかは疑問です。