2016年8月25日木曜日

NPBは現場が運用できるルールをつくるべき

米大リーグ機構(MLB)では「併殺崩し」と呼ばれる
スライディングについて、
(1)走者は野手と接触をする目的で走路を変えることを禁止する
(2)スライディングの後、二塁ベースに手か足がついている-
などの新たなルールを採用した。
新ルールに関し、NPBでも情報収集を実施。
ルールの制定、改正を担当する
NPB内の規則委員会でも、MLBと同様の新ルールを
導入できるかどうか協議しているという。

最近ネットにでてきたニュースです。
要は二塁への危険なスライディングで生じるケガを防ぐため
新しいルールを設けようとしているということです。

NPBでは今年から本塁へ進塁する走者とそれを阻止する
野手との間から生じるケガを防ぐため、同様のルールを
運用しようとしましたが、現場の審判員がルールを理解して
いなかったため、数試合が滅茶苦茶になってしまった経緯が
あります。
今回、(1)(2)とか言って複雑になっているので、どうせ
バカな審判員どもは、間違いなくルールが改正されても
運用はできないと思います。
NPBの偉い人はルール改正の際はややこしいことを言わず
「走者がベース以外の箇所にスライディングした場合は
ボールデットとして協議する」
だけにしておいてほしいと思います。

要はアメリカからの悪い影響で併殺阻止などの目的から
走者が野手の守備妨害の目的で野手の足や、塁と離れた
ところにスライディングしてもこれまでは守備妨害にならなかった
ことが問題だったのです。
しかし、新しいことをあーこー言っても審判が運用できる
能力のないことは今年実証されました。
だから普通にベースにスライディングしなければ、一旦試合を止め
ビデオを見てゆっくりとみんなで審議しろと言うことです。

それで試合時間が長引くと思うなら、ストライクゾーンを広げれば
いいだけです。高校野球を見ればわかる通り、プロの試合が
長いのはボールのジャッジが多いからです。
投球は基本ストライクとなれば打者も積極的に打つので
試合時間は短縮されます。
現場の審判員が無能なのは仕方ないとして
上の人も無能というのは困ったものです。