8月15日は、戦没者を追悼し平和を祈念する日です。
当日は日本武道館で、政府主催の「全国戦没者追悼式」が
行われます。
国民の皆さま、戦没者に対し、それぞれの職場やご家庭などで
正午から1分間の黙とうをお願いいたします。
戦後71年目となる昨日の全国戦没者追悼式について
厚生労働省のホームページから抜粋したものです。
これにあわせて甲子園球場で行われている高校野球も
試合を中断して黙祷をしてきました。
昨日、試合を見ていた人は気づいたかと思いますが
昨日は正午ではなく12時7分頃に黙祷しました。
第一試合と第二試合の間の時間帯に12時になったため
安全上の措置だそうです。
このようなことは2010年、2014年につづき3回目の事です。
私も高校野球に詳しくはないので、偉そうなことは言えませんが
試合と試合の間でも、事前にアナウンスをしっかりしていれば、
安全上問題はなかったのではないかと思います。
またここ数年で3回目ということも気になります。
これがすべてとは思いませんが、このような傾向が国民に
定着して本当に戦争をしていたことを忘れることにならないか
懸念します。
日本が戦争をしていたころ少年少女だった人々も
今や後期高齢者となり、やがてはいなくなります。
体験した人がいなくなっても、忘れないでいるためにも
毎年8月15日に行う正午の黙祷はわが国の重要な行事であると
私は思います。