私の応援する阪神タイガースがオープン戦とはいえ勝率7割で
優勝しました。
もちろん、オープン戦とは言え勝負事は勝たねばならないので、
勝率が5割以上の結果を残したことは気持ちのいいものです。
しかし、不安も多く残ります。一番の不安はホームランがでない
ことです。今日、オープン戦15試合目となる最後の試合で
ようやく梅野選手が1本打ちましたが、ひとりで4本も5本もいる
選手がいる中、寂しい結果です。
もうひとつ大きな不安は数字に見えない投打の脆さです。
オープン戦は延長戦がありません。15試合で5試合引き分けた
阪神タイガースは公式戦ならば3試合に1試合延長戦を戦う
ことになっていました。相手投手が弱みを見せた時は畳重ねて
連打を放った打線も、レベルが上がると打線は繋がらなく
なります。繋がらずともホームランを打てる可能性の打者が
何人かいると、交通事故的なホームランで接戦をものにする
こともできますが、昨年の実績から福留選手以外は期待
できそうにありません。
またクローザーとして期待されるマテオ投手は防御率0.00ですが、
決してピシャッと抑えこむ投球は見られませんでした。もうひとりの
外国人ドリス投手、ベテランの福原投手、安藤投手すべて
危うく見えます。むしろ歳内投手、榎田投手のほうが期待できそう
ですが、延長戦が続き、ものにしていくには、あとに出てくる投手
ほど安定していないと勝てないので、最低3人は防御率1点台
でなければ勝負になりません。
過去3年オープン戦を制したチームがリーグ優勝している
そうですが、前回阪神がオープン戦を制した時は4位でした。
今年優勝争いをするためには、高山選手、横田選手が好調を
維持した状態でさらにホームランと終盤の投手のできが
よくならないと、ファンにとっては胃が痛くなりそうです。