2016年3月26日土曜日

僕だけがいない街というアニメ

テレビで録りためていたアニメ「僕だけがいない街」を
いっき見しました。

藤原竜也主演で同名タイトルの劇場映画のCMで
だいたいの話はご存知かもしれません。
直後に起こる事件・事故等の原因が取り除かれるまで、
その直前の場面に何度もタイムスリップしてしまう
「再上映(リバイバル)」という能力を持った主人公が
母親が殺されることをきっかけに18年前の小学生時に
タイムスリップして、母親が殺害される要因を阻止する
物語です。

SFミステリーものと思って見ていました。気になって
いたのは「僕だけがいない街」というタイトルで
「再上映(リバイバル)」という能力でタイムスリップを
して事件阻止をするために自らの存在を無に
しなければならなくなる悲劇を想像していました。
しかし、この作品はそうではありませんでした。
現代人にありがちな、冷めた人間が、事件阻止のため
小学校で積極的に他人に関わり、やがては周囲の
人たちも主人公に感化されて、人間が成長するという
物語でした。
これからこの作品を見る人のために、なぜタイトルが
「僕だけがいない街」なのかは伏せておきます。
また、ネットで犯人は○○とかネタバレしている人が
いますが、この作品は推理ものでもミステリーものでも
ないので、気にせず見ることをお勧めします。
逆にネタバレ言っている人は、この作品が見えて
いない人だと思います。

別に文句を言うつもりではありませんし、作者自体
わからない話かもしれませんが、時間を巻き戻して
事件を阻止しようとするこの作品は「魔法少女まどか
☆マギカ」同様、「ひぐらしのなく頃に」の影響を多分に
受けているように思います。