昨夜、マツダスタジアムでの広島対中日は3対0で
広島が敗れました。
その結果0.5ゲーム差で4位となりプレーオフ進出
を逃しました。
9月12日甲子園での阪神対広島でフェンスオーバー
した打球を審判がホームランと判定しなかったため
その試合が引分けになりました。もしホームランと
判定していれば結果的に決勝点となり、昨夜の結果
に関係なく、10月4日の勝利をもって広島は3位を
確定させていたため、ふたたび「世紀の大誤審」
とネットで騒がれています。
しかし昨年の広島カープを思い出してください。
9月26日巨人が優勝を決めた後、2位広島はホーム
マツダスタジアムでの6試合のみを残しておりました。
最終戦は優勝を決めて調整中の巨人は宮国が
初勝利を目指して先発、、勝てば2位負ければ3位の
広島はエース前田健太が先発しました。
この試合4対1で敗れた広島はまさかの3位転落で
シーズンを終えました。
最後のホーム6試合は2勝4敗という結果でした。
つまり広島は「ここで勝たないといけない」という試合
に弱いのです。
それは昨夜の中日戦を見ていれば納得いただけると
思います。特に昨夜は打者がカチコチに固まってました。
もし、9月12日の阪神戦で広島の田中の打球が
ホームランと判定されて勝っていた場合、10月4日の
甲子園の試合は昨夜のような状態に陥り負けていた
と思います。
今年ペナントレースが始まる前は、広島カープを
優勝予想する評論家が多数いました。事実先発投手は
12球団トップクラスです。打者も思い切ったスイングを
する選手が多く、足もからめて潜在能力は半端ない
ことは間違いありません。
しかしどんな状況でも同じようにプレーできるように
ならなければ、選手に能力はあっても優勝できない
ことは明白です。