飲食料品などの消費税率を低く抑える
軽減税率について、麻生財務相は昨日、
「財務省は、本当は反対だ。面倒くさいと
みんな言っている。」という発言をして
ネットなどで批判されています。
馬鹿正直な発言ではありますが、私も
軽減税率については賛成ではなく、
「面倒くさい」という意味も理解できます。
まず、何を対象にして何を対象にしないのか
の線引きが難しいところです。
まぐろの切り身は対象でまぐろの盛り合わせは
加工品だから対象外という具体例からわかりづらく、
脱税などの犯罪の原因にもなりえます。
公明党の面目のために導入しなければ
ならないのであれば「米」に限定するなど
シンプルにすべきです。
大きなスーパーなどはソフトひとつで
管理できるのかもしれませんが、
地元商店街などの個人商店での会計処理の
複雑化は、地方創生や一億総活躍などを
叩き壊すに等しいのではないでしょうか?
複雑な軽減税率が導入されてスーパーで
買うと安く食べられるから、外食はしない
という流れになれば経済が滞るどころか、
長い目で見れば少子化にも拍車をかけるかも
しれません。
たとえば消費税があがり生活が苦しくなる
年収が低い世帯や高齢者に対しては
年金受給や年金積立で年間5万円補助する
ような制度を設けるのが効果的で
軽減税率とかいうのであれば消費税アップは
見送るべきだと思います。