毎年期待をしながら受賞しないノーベル賞候補と
言えば、文学賞候補の村上春樹氏と平和賞候補
の憲法第9条といったところてしょうか?
しかしこのふたつには雲泥の差があります。
村上春樹氏は「ノルウェイの森」などの著作で
圧倒的な実力と売り上げを残した日本文学史上
最高の文学者で今や世界的にも有名です。
毎年受賞を逃しているのは、ノーベル賞選考委員
が、まだ何か凄い作品を発表するのではという
期待ではないかと感じています。
いっぽうで「日本国憲法第9条」を平和賞候補と
日本のメディアはとりあげられてはいますが、
世界的、客観的にみて恥ずかしい限りです。
現在中東での紛争で傷つく人や、逃れるため
国を後にする難民の方々を思うと、「憲法9条
が平和」なんて真顔で言う日本人が情けなくて
しかたありません。
たとえば学校のクラスで「僕は喧嘩をしません」
と宣言したから喧嘩に巻き込まれないことは
ありません。むしろ抵抗しないのをいいことに
クラスでそんなことを言えば、虐めの対象に
なってしまいます。
憲法9条を全否定するわけではありません。
ただ戦争放棄するから平和ですというのは
間違いだというだけのことです。
今の日本国憲法はアメリカがつくったものです。
そもそも、それを知らない日本人もたくさんいます。
ノーベル賞候補とか言う前に、まずは国民全員
が憲法のことを知ることが大切です。