2015年9月9日水曜日

ユーミンのお気に入りベスト3

1972年荒井由実「返事はいない」でデビュー後
松任谷正隆と結婚し、松任谷由実と名乗り活躍
する日本を代表する女性シンガー、通称ユーミン
は皆さまご存知のことと思います。

私も1975年ラジオで「あの日に帰りたい」を
聴いてから、大好きなアーチストとなります。
長さだけでいうと、1977年から聴きはじめた
「オフコース・小田和正」、1978年から聴き
はじめた「サザンオールスターズ」「矢沢永吉」
よりも長くナンバーワンです。
今日は私の中でユーミンサウンドのベスト3を
ご紹介します。

3位「ナビゲーター」
1977年11月5日発売EPレコード「遠い旅路」の
B面です。
当時三菱電機「ダイヤトーン」のCMソングとして
人気ドラマ「太陽にほえろ!」の合間でよく聴き
ました。
「おかしすぎて涙が出る 今が嘘みたい」という
フレーズに、いつかそういう「今」が自分にも
訪れてほしいと思い続けて今に至っております。

2位「『いちご白書』をもう一度」
「あの日に帰りたい」からのファンと言いましたが、
その曲の2か月前1975年8月1日発売の曲で
歌っているのは「バンバン」というフォークデュオ
です。
実際は9月ごろからラジオで聴くようになり、その
秋冬はヘビーローテーションでした。
この曲を契機に「学生運動」について知り、日本の
戦後の歴史を少し勉強した記憶があります。

1位「あの頃のまま」
1981年発売のこの曲はブレッド&バターという
フォークデュオグループへの提供曲です。
大ヒットしたわけでもありませんが、ラジオで聴いて
以来、10年近く頻繁に聞いていました。
「いちご白書」同様にユーミンの曲とわかったのは
好きになったあとの話です。
 For my self 幸せの形にこだわらずに
 人は自分を生きてゆくのだから
のフレーズは自分の人生を左右する1曲だと
いっても過言ではありません。

こうして見ると「ユーミン」というミュージシャンの
懐の深さが垣間見えます。
「海を見ていた午後」「埠頭を渡る風」「VOYAGER」
「リフレインが叫んでる」などユーミン自身が歌う歌
も名曲はたくさんありますが、このベスト3に象徴
されるように、他のアーチストに提供した曲にも
同じくらい名曲がたくさんあります。
アニメ好きの私としては「たまゆら」の主題歌として
2011年坂本真綾がリリースした「おかえりなさい」
も、心やすらぐ1曲でした。
また小田和正ファンとしては1985年に小田和正、
財津和夫と共同で制作、リリースした「今だから」は
かけがえのない1曲です。

還暦を過ぎたとはいえ、ユーミンのキャパからして
まだまだ名曲をリリースする期待をしてもいいと
私は思っています。
ぜひこのベスト3を超える曲を聞きたいと願います。