僕がアニメソングを好きになるきっかけは
1979年「機動戦士ガンダム」の挿入歌
「いまはおやすみ」からだと思います。
ガンダムもそうですが、当時のアニメの
主題歌は、良い悪いというよりも、アニメ
の冒頭的なものでした。
アニメではありませんが、「ウルトラセブン」
の挿入歌「ULTRA SEVEN」という英語曲
の挿入歌が好きで、はじめから自分の中で
一般の曲とアニメの曲の境界線がなかった
のも幸いしたのかもしれません。
実際「サザエさん」の主題歌を筒美京平が
作曲したように境界はないのです。
そんな環境だったからか、「いまはおやすみ」
は主題歌ではなかったのですが、心の中で
何度もリプレーされる曲となります。
その後「伝説巨人イデオン」のED「コスモスと
君に」が好きになります。「いまはおやすみ」
は誰も気づかない曲でしたが、この曲は
自分だけが好きだと思っていたら、意外と
まわりの多くの人が同意してくれたのを
記憶しています。
この2曲は後にアンパンマンの声で有名に
なる戸田恵子が歌っていたことをあとで
知りました。
この頃の一般的な流れについては
過去のブログを参照願います。
ガンダムとイデオンのレコードは買ったものの
めぞん一刻の主題歌、斉藤由貴の「悲しみよ
こんにちは」のような特化したものは別として
そのあとはしばらくアニソン(アニメソング)SD
は購入しませんでした。
1995年エヴァンゲリオンの主題歌「残酷な
天使のテーゼ」が久しぶりのCD購入となり
ます。歌詞の全容が知りたかったのも
ありますが、EDの「Fly Me To The Moon」
が気に入ったところもあります。
勉強不足の私が「Fly Me To The Moon」が
フランク・シナトラが歌っていたオールディーズ
であったことは、その5年後宇多田ヒカルが
カバーするまでしりませんでした。
林原めぐみ、國府田マリ子、岩男潤子、
水樹奈々を経て、私がアニソンを購入する
比率が少しづつあがってきました。
で、現在のようにアニソン主流になったのは
2008年からです。
2007年の年間シングルランキングは1位
「千の風になって」、2位「Flavor Of Life」
3位「蕾」と名曲に恵まれたのですが、ドラマ
でブレークした嵐が4位にランクインします。
翌年からは現在に至って、嵐、AKB48など
限られたアーチストしかヒットしなくなり、
音楽シーンに冬の時代が訪れます。
そんな中、アニソンは逆に革新的な
音楽をどんどん投入してきますし、音楽番組
が衰退する中、アニメファンにとって
アニソンはラジオのヘビーローテーションの
ごとくどんどん入ってきます。
特に2008年は菅野よう子が「マクロスF」
でこれでもかと曲を投入してきた年です。
「トライアングラー」はとりわけ衝撃的でした。
そんな2008年私の1位は「Unnamed world」
(平野綾)とアニソンが一年を代表する曲と
なります。
2009年「君が知らない物語」
2010年「天使にふれたよ」
2011年「Os宇宙人」
2012年「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」
2013年「希望の花」
2014年「齧りかけの林檎」
とこの流れも現在に至ります。
次回からは2008年以降、私のアニソンベスト10
と題して、数々の名曲をご紹介いたします。