2015年9月14日月曜日

一石二鳥の防潮堤

天気がよかったので大阪市港区における水害対策
でご紹介した尻無川水門に行ってきました。

「甚兵衛渡」という渡し舟の港区福崎の桟橋から
撮影した画像です。
川の右側は大正区で、このあたりには橋がないため
大阪市土木局が運営する「渡し舟」が歩道橋の
代わりとして運航しています。その船乗り場から
上流側に「尻無川水門」があります。

「甚兵衛渡」という渡し舟の港区福崎の桟橋から 撮影した「尻無川水門」
















反対側の大阪港方面を臨んでも、ここからは
海を見ることはできません。
















完成からかなりの年月が経過するため、この
川沿いの上流は新しいものに更新されています。
















ちょうど新しい部分と古い部分のつなぎ目です。
写真ではわかりにくいですが、新しい部分は
「平成23年」とあります。














この新しい堤防の部分は大阪ドームからここまで
の一方通行の道路にもなっています。この区間は
トラックなどが多数走行するため、自動車専用
道路ではないものの、歩行することは危険です。
しかし、この道のおかげで、生活道路を迂回する
トラックが多く、港区の交通事故件数を減らして
おり、一石二鳥の防潮堤です。