2015年9月5日土曜日

天保山運河

天保山運河

















阪神高速天保山ランプと天保山ハーバービレッジ
の間に千舟橋という橋がかかっています。
この下を流れるのは川ではなく「天保山運河」と
いう運河です。当時日本有数の貨物を取り扱った
大阪港の突堤を通らず内陸部を船で通るため
のものですが、今や水の都ではありませんので
パトロールをする小型船舶以外ほとんど利用は
なく「運河」と言われてもピンときません。

地図では「天保山運河」と表記されていますが
今日時点でウィキペディアの「日本の運河」に
天保山運河の名前はありません。
道頓堀川ですら「運河」と認めてもらっているのに
少し不思議な感じです。

天保山運河を認知してもらうためには、道頓堀
のように川の両岸に遊歩道を設けて、もっと
地域の人や、遊びに来る人に対して、親しみの
ある運河にすることが大切だと思いますが、
大阪市街区域の河川開発が優先されている
現在では、橋下市長のいう湾岸区にあたる
区域の開発は夢のまた夢ということでしょうか?

天保山運河