本日某民法が全国ネットで
大阪都構想について解説するとのことで
大阪都構想について再度まとめさせて
いただきました。
まず最初に結論になりますが
大阪市議会を解散して二重行政をなくす
ということに関しては賛成です。
しかし小さな問題点もたくさんあります。
まずは何度も言っていますが
区割り案が現実的ではありません。
京都の川下で生まれ、
水の都として育った大阪を大きく区切る場合
川の流れに沿って区切るのが妥当です。
東京一極集中を嫌う橋下市長ですが
気になるのは大阪北部への機能集中です。
大阪はキタとミナミで成り立ってきましたが
キタが京都、神戸との接点であるのに対し
ミナミは奈良、和歌山との接点なので
ミナミをテコ入れするべきではないでしょうか?
大阪市議会がなくなるのでそこの議員は
猛反対し、府内の他の市は対岸の火事の
ように見ていますが、これにあわせて
大阪市以外の市議会も一旦解散して
新しくすべきだと思います。
大阪の議員数を調べてみると
大阪市議会の議員数は
おおよそ人口3万人に1人の割合です。
これを他の市にあてはめると
このようななります。
つまりとりまくほかの市議会議員も
削減と合併をしていくべきです。
気になるのは住民投票で
都構想が信任されると
橋下市長が「僕が民意だ」と
暴走するのではないかということです。
5月17日の住民投票までに
「賛成いただいた場合は、
ここまでは信任をいただいたものとします。
ここから先をみんなで決めていきます。」
ということをハッキリと宣誓すべきです。
もし信任されなかったとしても
それには様々な要因があるのかもしれません。
「僕が認められなかったから辞めます」
的な無責任な発言もしないようお願いします。