2015年2月18日水曜日

住めば都

日本はいい国ですと私は言いますが、
どこに住めばよいのでしょうか?
東京、横浜それとも北海道、沖縄?

よく老後は田舎で暮らしたい
という人がいます。
しかし昔と違い、定年の年齢が遅れて
定年後元気である時期が
短くなっているので、
田舎暮らしを始めた途端に
健康を害すると洒落になりません。

仕事の都合で首都圏に住む方は
多いですが、大抵は駅まで遠く
職場までは超満員の電車に揺られ
渋谷や池袋や秋葉原に行くのは
疲れるので、結局近くの街で
遊んでしまうというのもよくある話です。

地震の起こる可能性の高い地域は
警戒されますが、地震はいつどこで
起こるかもしれません。
またゲリラ豪雨は都会であれ田舎であれ
所構わずやってきます。

まず、自分がよく知っている場所に
住むことをお勧めします。
もちろん仕事優先なので
仕事都合で住む場所が限定される場合は
この場合ではありません。

仕事の都合で首都圏に住んでる人が
老後に住む場所を考える場合は
出身等で首都圏以外に
よく知っている場所があるのであれれば
そちらに移住するべきです。
首都圏は街の規模が広い事と
拠点間に距離があるので
案外拠点内で時間を要します。

ただし
老後に暮らす場所は
知っている場所のどこでもいいわけでは
ありません。
狭くとも、できれば駅前の
マンションやアパートが理想です。
たとえば南アルプスに住んでいた人が
上京し定年になったあとは
甲府駅近くのマンションに住むのが
理想です。

郊外や地方では自家用車利用前提の
大型ショッピングセンターばかりの
イメージがありますが、
高齢者の運転が問題となる今
10年もすれば、ターミナルに
ショッピングセンターは帰ってきます。

首都圏に暮らしていると
地方に住むことが不便だと思えます。
実際、その通りの場合もあります。
しかしネットが普及する現代
その格差は僅かです。
住めば都
自分にあった場所に住めば
そこがどこであれ、あなたの都です。