2015年2月10日火曜日

自由に死す

前にも述べたように、
日本というバックボーンでは
紛争地帯で取材中に巻き込まれた場合
交渉や奪還ということはありえません。

仮にアメリカ合衆国だとしても
日本よりはマシというだけです。

シリアへ渡航しようとしたフリーカメラマンが
パスポートを返納させられて
「自由を奪われた」ようなことを言っています。
ノーヘルメットでスカイツリーのてっぺんに
出ようとして止められたような状態であることに
気がついていないのです。

理不尽な事象を取材する側は、
自分が理不尽な事象とは気づきません。

政府は今後も・・・と言っていますが
今後は、行かせてあげればどうでしょう?

ただし、シリアに赴く直前の後藤氏のように
自己責任で向かい、殺されても自らの責任であると、
宣誓した映像をネットにアップくらいは
言われなくてもすべきです。

家族の同意書を添付した
誓約書を書いていただく
手続きをとれば、
記者も社長も芸人も
みんな行けばいいと思います。

日本は、自由なんですから。