2018年6月8日金曜日

九州新幹線長崎ルートの採算性

九州新幹線長崎ルートに関する検討委員会は
車輪の間隔を変えることでレール幅の異なる
新幹線と在来線を乗り継ぐ
フリーゲージトレイン(FGT)の長崎ルート
への導入を見送ることを決めました。
今後は、全線が新幹線のフル規格か、
線路の敷設を工夫して在来線でも新幹線が走れる
ミニ新幹線を軸に検討することになったそうです。

検討する時間とお金を考えれば、最初から
JR東日本にならって、新幹線規格のレールに
替えるミニ新幹線が現実的だと思います。
しかし、春のダイヤ改正で大幅に
本数削減に追い込まれているJR九州なら
「新幹線計画自体を諦める」
のが最良ではないでしょうか?

完全複線化と踏切り削減に取り組み
在来線をスピードアップさせたほうが
需要と供給のバランスに適すると思いますし、
本州、博多方面からのアクセスも
そのほうが便利なのですが・・・。