NHKが大騒ぎで報道した米朝会談、
現時点では収穫はありません。
しかし今後収穫となり得るのは
シンガポールで開催したということ
ではないかと感じました。
北朝鮮最高指導者の金正恩氏は
スイスでの留学経験があり
日本にも詳しいらしいですが、
基本的に中国以外の海外訪問は
ほとんどありません。
そんな中、印象的だったのが
会談前夜にマリーナベイサンズに
視察に出向いた様子でした。
シンガポールという小さなエリア
とはいえ、壮大な眩しい夜景に
恐らく心動いたはずです。
アメリカも核放棄して経済発展した
北朝鮮の未来像をCG映像で
プレゼンしているそうで、
金正恩氏の頭の中は、現体制を
保持して、いかにシンガポールの
ような国家にもっていくかだと
思います。
今後の北朝鮮の歩み方次第と
取り巻くアメリカ、中国、日本
などの対応次第では、
「アジア最後の巨大市場」
として、安い労働力を求め
各企業が進出していく日が
来るかもしれません。