昨夜G20(主要20か国)サミットが
大阪で開かれることが明らかになりました。
大阪府、大阪市は大阪万博への弾みと
喜ぶ一方で、国と財政協力して、老朽した
施設改修などを行っていきたいとも
コメントしているようです。
そもそも大阪に決定した理由は、
日本で唯一東京に匹敵するインフラが
整備されているからです。
阪神高速などの高速道路網や
世界ブランドの高級ホテルが多く
客室数も充分確保できるなど、20か国の
首脳、報道陣などが集中して来日しても
受け入れ態勢が見込める点です。
民間部分は充実している大阪ですが、
会場予定地のインテックス大阪は
開業から30年以上たち老朽化が進み
トイレも洋式でないものもあるため、
施設の改修が必用とされています。
2000年に「大阪国際会議場」を
つくったのですが、たくさんの人を
出入りさせられる構造ではなかったため
結局はインテックス大阪に頼らなくては
いけなくなっており、
大阪国際会議場をつくるお金で、
インテックス大阪を回収しなかった
ツケがまわってきているのです。
G20開催はよいことかもしれませんが、
それで無駄に市税が消えていくことは
後免です。