羽生結弦が66年ぶりとなる連覇で
オリンピック金メダルを獲得、
宇野昌磨も僅差で銀メダルを獲得
しました。
おめでとうございます。
このおめでたい空気の中、ひとつ
いいたいことがあります。
羽生結弦選手は3か月前大阪での
試合前練習でケガをして出場が
危ぶまれていたものの、実力は
世界トップクラスであることは
誰でも知っています。
宇野選手は世界大会での優勝は
ないものの、全日本を2連覇し、
昨年の大会で世界歴代2位の得点を
叩きだしています。
実はもうひとり、フィギュアスケート
男子には田中選手という人が
出場していましたが、世界どころか
全日本でも優勝経験はありません。
スキーやスケートなど冬季五輪で
メダルが狙える選手は団体を含めても
30名程度です。
なのに選手団は124人もいます。
つまり、メダルのレベルでなくても
枠があれば出場させるスタイルが
日本のやりかたです。
正直、お金の無駄遣いではないで
しょうか?
「結果は残念でしたが、楽しめました」
「失敗はしましたがいい経験になりました」
こんなインタビューは聞きたくありません。
世界目線で、このレベルならメダルが
確実に獲れるという選手だけ
オリンピックに派遣させればいいのです。
それによってレベルもあがるはずです。
余ったお金で世界基準の選手を
育成すればいいのです。
オリンピックや世界選手権を見て思うのは
日本は金メダルが少なすぎます。
これは今のオリンピックに限りません。
オリンピックには世界基準に
達した選手だけが参加でき、
金メダルを獲得すれば莫大な報酬が
得られるという世界を早急に構築する
ことを望みます。