2018年2月19日月曜日

一億総活躍と裁量労働制は正反対

高齢化が進み、労働力の減少を
懸念して「一億総活躍」を
政府は掲げました。

「一億総活躍」と言う事は、
中卒でも身障者でも痴呆症の老人も
みんな何らかの仕事について
活躍してもらおうというものです。

つまり一億総活躍を達成するためには
誰でも働けるような職場づくりが
必用です。仕事をする能力が
あろうがなかろうが仕事に
つけるような企業・団体が
受け皿にならないといけません。
そこで、能力のない人や
身体や心の弱い人、老人や身障者を
いかに上手に使って、生産性を
向上させるかというものです。

一方「裁量労働制」とは
能力のある人は仕事が楽になるかも
しれませんが、それ以外の労働弱者
から、労働意欲を削ぐものです。

「裁量労働制」が導入されると
「一億総活躍」は達成できないどころの
問題ではすみません。
この相反するものを掲げて
この国はどこへ向かおうとしているのやらw