早いもので今日から2月です。
寒さは今日から緩むようですが、この寒い夜の中、
大阪市西成区の浮浪者を暖かいお味噌汁とおにぎりを
持って子供が見舞う「こども見回り」の様子をニュース
で見ました。
寒い冬、年末年始などにに炊き出しをすることは
よくニュースで見ていましたが、「こども見回り」は
はじめて知りました。
もちろん子供一人で夜の西成を徘徊させるのは
危険なので大人がサポートはしますが、基本こどもが
声をかけて差し入れをして、浮浪者と話しをします。
ニュースでは中学生の女の子と小学生の女の子が
声をかける様子を映していました。
小学生の男の子が暖かい味噌汁を手渡し話しかけると
「ありがとう、この子は賢い子になるわ」
と浮浪者が言うと
「よく言われんねん」
と返していました。
VTRを見ていて、私も浮浪者と同じ意見で、この男の子は
この経験が将来仕事などで役立ち、人を指導できる
立場になりそうな気がします。
これは教科書では学べないかけがえのない教育では
ないでしょうか?
現在NPOが一部の子供と取り組んでいる活動で
西成ならではの特定された活動ではありますが、
その地域地域に応じた人とのふれあいは、今後の
教育の一環として必要なことだと思います。