この週末、情報番組のメインは北朝鮮の
金正男殺人事件でしたが、他にいくつかありました。
その中でも注目した話題は
プレミアムフライデーとふるさと納税についてです。
プレミアムフライデーは毎月最後の金曜日、
15時に退社して自由時間を増やそうという
試みでした。
しかし、メディアを見る限り失敗のようです。
私の予想では「一部の一流企業だけが実施できる」
とみていましたが、実際は一流企業でも半数近くは
実施できなかったようです。
ある番組でその原因を「月末に実施しているから」
と言っていました。これは当たっています。
経済効果としても、一部宿泊業などには
効果があったようですが、外食については
もともと金曜夜は利益が多かったので、今のところ
大きな変化はみられなかったようです。
ふるさと納税によって税収が増えた地域と
減った地域をとりあげた番組では、たしかに
地方創生に役立っているようです。
しかし問題なのは、ふるさと納税することに対して
地方自治体から「お礼の品」を送っていることです。
最近、地域物産と関係のない「お礼の品」は自粛
しているようですが、あれはやめるべきです。
ただでも国の借金が増える中、実質減税することは
やめるべきです。
本気で地方創生するなら、霞が関を解散して
地方に飛散させるくらいしなければなりません。
プレミアムフライデーとふるさと納税
机上の空論で「これはいい」と思っていても
実際は名ばかりシステムと言えそうです。