11月22日日曜日、大阪市長選挙・大阪府知事選挙の
投票日があります。いわゆるダブル選です。
5月17日大阪市特別区設置住民投票、僅差で反対が
賛成を上回ったあと最初の選挙です。
自民党は知事候補に同党の栗原貴子氏、市長候補に
柳本顕氏を推し、おおさか維新の会は知事候補に現職
の松井一郎氏、市長候補に吉村洋文氏を擁立しました。
都構想反対派の党派は自民推薦につくはずでしたが
ここにきて公明党はどちらにもつかない姿勢をしめして
います。
この選挙まで3週間をきって、新聞・テレビなどから
そろそろ候補者がどう考えているのかという輪郭が
見えはじめています。
おおさか維新の会は住民投票に失敗したものの、
代わって行われるはずの調整会議が機能しないことから
特別区編成などの細かい点は再度練り直すとして
新たな都構想を訴えて支持を得る目論見です。
それに対する都構想反対派は都構想はすでに5月の
住民投票で住民から否定されているとして、都構想を
完全に消去るために維新を潰しにかかっています。
私は予てから特別区の編成には反対ですが、都構想
には賛成と言ってきました。維新の考えは、橋下市長
と松井知事の現在任期中での計画がとん挫したため、
私のような特別区編成反対者の声もご存知のようで、
そこから新たに次の任期の中で、考えていただける
ようです。
一方の反対派は総合区を合併により24区から数を
減らしていく考えはあるようですが、細かくどうするか
のビジョンはないようです。このため半減することが
理想とする公明党の支持を得られなかったようです。
各派のスタンスを見る限り、私的には維新が圧倒的に
有利です。反対派は空気がよめていない感じを
持ちます。
選挙の焦点は前回の投票で知名度をあげた柳本氏に
維新の吉村氏がいかに大阪市民に知名度をあげ
支持されるかだと思います。