阪急電車は嵐山へ行く場合通常、桂駅で乗り換えます。
しかし春と秋の休日は梅田発の直通特急を走らせて
います。
と、ここまでは知っていました。
今日、たまたまネットニュースを見て驚いたのですが
地下鉄天下茶屋駅から日本橋、天六のみ停車する
特急も走らせているそうです。
堺筋線を含めて大阪の地下鉄は御堂筋線の天王寺と
中央線の森ノ宮駅以外で電車が退避できそうな駅は
ありません。メリットがあるのか疑問もありますが
おそらく、南海、近鉄からの利用客の取り込みなの
でしょう。
ネットニュースでは神戸、宝塚からも直通特急とあり
これは流石に理解できませんでした。
阪急電車は梅田から宝塚へ向けて営業を開始し
後に神戸行、京都行と路線を増やした経緯から
すべて大阪梅田起点になっていて、神戸線、宝塚線、
京都線を複数利用する場合はかならず途中駅の
十三(じゅうそう)駅で乗り換えなければなりません。
そもそも、神戸線、宝塚線、京都線はそれぞれ
系統の違う車両が運行しているので繋がっている
こと自体知りませんでした。
実際は神戸線十三駅から梅田へ向かったところの
引き込み線に一旦入り、方向転換して京都線の
十三駅に進入するようです。
以前、阪神電車のダイヤが過密で近鉄特急が
乗入できないと言いましたが、この阪急電車の
アクロバットのような運行を見れば、休日ダイヤで
近鉄特急乗入は容易いことのように感じます。
(今回何を言っているかわからないかもしれないので
いちおう説明図的なものと、ネットにあった進入の
動画を貼っておきます)