2016年10月29日土曜日

通学路見直しは横浜小学生死傷事故の対応策にならない
















昨日、通学中の市立桜岡小の児童の列に軽トラックが突っ込み
小1の男児が死亡、児童8人を含む11人が重軽傷を負った
事故がありました。ニュース映像をご覧になった方は
気づかれたと思いますが、現場の通学路は道幅が狭い割に
交通量が多い道でした。上の赤い部分が事故現場で
京浜急行上大岡駅付近です。




















住民から危険性を指摘する声もあがっていたこの通学路も
東京一極集中の影響です。
横浜駅から数キロ離れている上大岡駅ですが、特急で1駅
という便利さもあり、住宅で埋め尽くされたような街が
この事故現場です。大きな高層マンションが立ち並ぶのではなく
戸建て住宅が多いのです。その住宅が立つスピードに道路整備が
まにあわない感じで、京急大上岡から横須賀方面に向かう
左側の山のてっぺんまで住宅が立ち並ぶ風景は少し異様です。

学校は通学ルートを変えることを検討しているそうですが
私は通学時間を少し遅らせる措置をとったほうがよいと思います。
事故が起きた当時駅へ向かっていた人は品川に9時までに
到着できる時間帯で、車も人もピークのこの時間帯が
危険なのではないでしょうか?
というより、東京一極集中という状況がなければこのあたりも
このような異様な街にはならなかったはずです。