2018年3月6日火曜日

地方の高齢化

地方の高齢化がすすんで生じた
限界集落を取材するテレビ番組を
見ました。
実情についてはこれまでも
見ていました。
地方が深刻ではあるものの、
大阪の衛星都市や近郊の町も
交通の便が悪いのに、近所に
スーパー・コンビニがないところが
多いことも知っています。

そのうえで、あるコメンテーターが
「(限界集落が)なくなったら
なくなったでいい」と発言していました。
まぁ、言う事はわかりますが、
地方の山村で生活する人が、
都会の便利な所へ引っ越すのは
容易ではありません。

実は最近になって、私は、とある
田舎の山の一部の地主であることが、
その土地にかかる砂防ダム建設により
明かになりました。
現地に住んでると少ないながら
固定資産税の請求が来ますが
都会に住んでいると、郵送費や
振込代の方が高いので請求していない
そうです。
つまり、タダ同然の土地なのです。
長くその土地で生まれ育った愛着も
あるかもしれませんが、経済的に
地方から街に移住するのは負担が
かかるのです。

この問題は、身近な問題ですが
単純なものではなく、もっと
テレビで取り上げてほしいです。
国会も、なんだかわからないものを
調査するより、この問題を
審議すべきです。