2018年3月15日木曜日

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第10話

昨年「このはな奇譚 第8話」が
おもしろかったと呟きました。
あるアニメ作品の中で、特にある回が
よかったと評されることを「神回」と
呼んでいるようです。
私の「神回」については後日呟くとして
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン第10話」
は、私にとって「このはな奇譚第8話」以来の
「神回」でした。
今回も私の下手なまとめ方で、この話を
ご紹介します。

100年以上もの昔の西洋を思わせる
架空の世界が舞台です。
主人公、ヴァイオレット・エヴァーガーデンは
手紙を書けない人のために「代筆屋」として
今日もとある田園のお屋敷へとやってきました。
お屋敷には病床の母と7歳の娘アンと家政婦の
3人が暮らしており、依頼主は病気で
余命残り少なげな母親です。
今回の依頼は1週間もの長期にわたる出張で、
よほど長文の手紙の作成を依頼されたようです。
アンは手紙を書く作業中は母親と話しができず
不機嫌な様子でついには
「私より大事な手紙なの?」
「お母さんがいなくなったら私1人よ!」
「手紙なんて書かないで私といて」
と泣いて出て行ってしまいますが、
ヴァイオレットは追いかけて
「届かなくていい手紙なんてないのですよ」
と言ってアンをやさしく抱きしめます。
いろいろあった7日間がすぎ手紙は完成し、
ヴァイオレットは屋敷をあとにします。
季節は過ぎ、母が亡くなり、ひとりになった
アンの8歳の誕生日に母親から手紙が届きます。
そう、母がヴァイオレットに代筆させた手紙は
アンの誕生日に毎年贈る50年分の手紙
だったのです。そしてテーマ曲とともに
「愛する人は ずっと見守っている」
というタイトルがでて物語は終わります。