私が好きなアニメのジャンルに
人類滅亡後や、それに準ずる世界観の
作品群があのります。
軽度なもので言うと、人類が海に沈んだ後
ふたたび浮上した世界の「光と水のダフネ」や
世界が海に沈み、船で生活する世界を描いた
「翠星のガルガンティア」のような作品です。
ヘビーなものでいうと、最近の作品に
なりますが、現時点で人間が登場していない
「けものフレンズ」や、4人しか登場していない
「少女終末旅行」です。
このジャンルと言える「宝石の国」はなぜか
あまり好きにはなれないのですが、ズルズルと
見ています。
で、最近気づきました。
この作品の主人公「フォスフォフィライト」
(通称:フォス)に魅力を感じているから
この作品は見続けているのではないかと・・・。
フォスは「宝石の国」に登場する「宝石」の中で
一番役立たずキャラなのですが、みんなの
役に立とうと頑張ります。
戦いやアクシデントで、両手、両足を
失いながらも「宝石の国」に生きる宝石たちは
手足を失っても破片があれば再生でき、
フォスは破片すら失ったものの、異物を
両手両足として再生しました。
その両手両足とあとから加わった体が
強力な力を持っていたため、フォスは次第に
強くなり、仕事ができるようになります。
しかし脆い本体への負担も大きいようで、
みんなのために働きながらも、自らを
犠牲にしているようにうかがえます。
このフォスの姿が仕事で無理をして
体を壊した自分に重ね合わせてしまうから
かもしれません。
独特の世界観で人気のアニメですが
なにか別の、人生を象徴するというか
「教え」のような作品に感じます。