2017年12月21日木曜日

日本航空3億8000万円損失の件

日本航空3億8000万円損失の件、
あまり大きなニュースにならないようです。
JR東海のリニア工事不正受注は
耳にタコができるほど聞いていますが
この差が何なのかよくわかりません。

ゼネコンの談合による不正受注に関して、
「悪いコト」と取り上げられますが
現場作業員の担い手不足からの
人件費高騰から考えると、工事費用が
安くならなくとも、適性範囲なら
問題ないのではないでしょうか?
また「大成建設」が静岡県・長野県の
山間部をまとめて受注していましたが、
異なる業者がいろいろと請け負うよりも
大手がまとめて工事したほうが、効率や
コストの面からもよいと思います。

むしろ、日本航空が詐欺被害で4億近い
被害を受けている方が問題です。
航空機1機の「40分の1」の金額で
たいした問題ではないと考えているので
しょうか?
しかし、この損失分、機体更新が遅れたり
価格設定が厳しくなったりで、必ず
利用者に影響します。
私は過去に海外企業と取引する際、
毎月請求書をメールで送信して、
アメリカの企業から円立てて振込して
もらっていましたが、メールアドレスや
振込口座は年1回の契約交渉で来日する
アメリカのバイヤーと直接確認しました。
メールひとつで数億もの金額を振込む
ことに、まったく理解できません。

ま、もっと理解できないのは、この件を
掘り下げない「メディア」なのですが・・・