「西川きよしヘレン結婚50周年特番」
を昨日、毎日放送で見ました。
石田靖と関西周辺を旅するロケ番組で
毎年夏に放送されている「やすしきよしの
夏休み」に象徴されるように糞真面目で
ありながら、番組スタッフの指示に
従わず暴走するキャラの西川きよし師匠を
後輩芸人が暴露するというお笑い番組
ですが、ついつい2時間見てしまいました。
最近のお笑い番組は当たりハズレがハッキリ
してるように思うのですが、この番組を見て
テレビ番組を企画、編集するスタッフの
思惑が強すぎるのが原因と確信しました。
だから結局はお笑い芸人さんのアドリブが
面白いかどうかの基準となっているのです。
「西川きよしヘレン結婚50周年特番」は
トークの中で西川きよしが、かぐや姫の
かつてのヒット曲「神田川」をハーモニカで
演奏する話しがチラっとでてきて、終盤に
貧しい新婚生活の思い出の曲であることが
判明、南こうせつにアポをとったところ
南こうせつ自身も西川きよしがまだ人気の
ない頃に、その曲が好きだったという
エピソードを知っており、最後はサプライズ
ゲストとしてスタジオで「神田川」を
歌い上げるというものでした。
多少は編集して、展開を持って行った節は
ありますが、西川きよしと後輩芸人の
普段からの面白エピソードがあるからこその
番組です。
コンピューターの発展で、映像技術は
低コストで高いものが得られるように
なりましたが、いい番組かそうでないかは
結局「人」なんだなと感じました。