インターネット上にある意見を
書き込んだ場合、批判的な意見が
殺到する、いわゆる「炎上」を
目撃した場合、書き込みや拡散を
するかを文化庁が調査した結果、
「ほとんどしないと思う」
と答えた人は10.1%、
「全くしないと思う」は53.2%
で、全体の6割を超えました。
一方で、「大体すると思う」、
「たまにすると思う」と答えた人は、
合わせて2.8%とごく一部である
ことがわかりました。
つまり、ツイッターなどが炎上した
場合、大衆の怒りというわけではなく、
ごく一部の人が声を荒げているだけ
なのです。
しかし炎上しているツイッターなど
見ると、あたかも大問題がおきている
ように第三者は見がちですし、
管理人は動揺してしまいがちです。
まさに、ここが彼らの狙いなのです。
これとまったく同じではないかと
思えるのが、沖縄の米軍基地反対を
掲げる住民たちです。
実際は沖縄県民の総意でもないのに
あたかも沖縄県全体が反対している
ような空気にしてしまっています。
基地があるから生活が成立している
県民などは、反対住民を批判したく
とも、批判すると自分に火の粉が
飛んでくるのではと声を出せません。
「いじめ」の真理とも共通する
これらに対し、個々が冷静に判断
できるかどうかが課題です。