10年後なくなる仕事として挙げられた
仕事が100%なくなると絶対言えない
と昨日呟きましたが、今日はその理由を
呟きます。
たとえば「スポーツの審判」です。
プロ野球では審判のクセや選手への
偏見からジャッジが揺らぐことが
よくあります。それでも機械化に
動かない理由のひとつがたとえば
ストライクゾーンの高さです。
幅は一定ですが高さは選手の体格に
よって変わります。しかし最大の
理由は今ビデオ判定でも誤審が
続出しているように、単に横と縦で
センサーを通したところで
正しいジャッジができるか疑問です。
各ベースのタッチプレーは尚更です。
さらに難しいのは電話オペレーター
です。皆さんも音声自動案内で
イライラした経験があるとは思いますが
応答自体は今後処理能力向上でなんとか
なるはずです。しかし、自動案内させる
には、あらゆる選択肢を想定する必用が
あり、IT関連サイトでもFAQが
完全でなくオペレーターと直接話しを
しなければならない現状で、機械化は
絶対無理です。電話をかけてくる人が
話すパターンの少ないものに限定される
のであれば納得です。
苦情処理などもってのほかで、逆に
最後まで残る仕事のひとつです。
このリストで本当に可能性あるとすれば
保険の審査担当者、クレジットカード
申込者の承認、仕立屋、税務申告書の
代行者、図書館員の補助員、彫刻士
くらいのものです。
50年、100年して人の考え方や
生活が変わればもっと増えるかも
しれません。旅行を申し込む人が
ネットのほうが安いのにわざわざ
カウンターで申し込む人がいるのは
どうしてなのか?そのあたり人間の
心をよく見つめれば、わかるはずです。
「なくなる仕事」とか考えてる人は
総じてロクな人ではありません。