2017年9月10日日曜日

2軍監督はやはり掛布氏が適任

今季限りでの退任が正式発表された
阪神タイガース掛布雅之2軍監督が、
鳴尾浜球場で会見を開き
「指導した若手が1軍でそれなりに
活躍してくれたりだとか、これからも
何人か1軍で出てくると思う。そう
いう意味では充実した4年間だった」
と述べました。

GM付育成&打撃コーディネーターに
2013年就任して若手育成に携わり
2016年から2軍監督に就任しましたが
就任後は高校生ルーキーは植田選手くらいで
自らの手で選手を育てる環境では
なくなっているのが現実です。
本日の2軍の試合も
江越、高山、伊藤隼、北條、キャンベル、
今成、小豆畑、松田、植田とほぼ1軍で
成績の悪いメンバーが中心で、若手選手が
鍛錬する空気ではありません。

後任は2005年クリンナップを担った
今岡氏が有力だそうですが、器ではないと
思います。そうではなくて、もっと
ファームの公式戦以外でも試合のできる
環境を作るべきで、組織を再構築して
監督はやはり掛布氏が適任だと思います。

ここで何度か言ったかもしれませんが
阪神タイガースは試合進行が下手すぎます。
克服するには個々の練習より試合をこなす
ことで、理想は2軍の下に3軍を3チーム
作って週3日練習、週3日試合をして、
2軍公式戦のない日に2軍3軍で試合をし
とにかく常に試合する環境を構築するのです。
そうなると2軍監督はただの監督ではなく
1軍をめざす選手のプロデューサー的な
立場となり、それなりの名前の人でないと
勤まりません。
そこまでは無理にしても、2軍が所属する
ウエスタンリーグは5チームしかないため、
試合機会が減るのは必然で、改革は必用です。
慎重な判断を望みます。