スペイン1部バルセロナとメイン
グローバルスポンサー契約を結んだ
インターネット関連企業「楽天」との
会見に招待されたメッシをはじめ、
ネイマール、ピケ、アルダ・トゥラン
が来日し話題となっています。
胸に「Rakuten」のロゴが
入った17-18年シーズンの
新ユニホームを世界に初公開する
予定だそうですが、「楽天」は
日本のJリーグ「ヴィッセル神戸」
のスポンサー企業でもあります。
そのヴィッセル神戸に入団した
元ドイツ代表ルーカス・ポドルスキが
独紙『シュポルト・ビルト』の
インタビューが面白いのでご紹介します。
中国はその資金力にモノを言わせ、
世界の有力サッカー選手を膨大な
報酬で招いており、ある意味
「世界で一番サッカータレントが多い」
と言われています。
中国の習近平主席がサッカー好きで、
中国企業に促していることが
その原因とされています。
ポドルスキ選手も中国の提示金額が
神戸の3~5倍だったことを認めつつ
「8人や9人もの代理人が間に入って
くるような交渉のやり方は、
犯罪にも近いものだ」
とその手法を手厳しく批判し
「間に絡んでくる黒いルートを経て、
大幅に少なくなる可能性が高い」
と言います。
「たとえばブンデスリーガのような
何かを成し遂げられることは
決してないだろう。
今の彼らのやり方では、
最高のリーグになるという目標を
達成できることは決してない。
今の舞台裏で起こっていることを見て
みれば、あれはサッカーではない何かだ」
高額報酬につられてたくさんの選手が
中国に集まっても、メッシやネイマール
などの「本当の頂点に立つ選手たち」が
中国を目指さないのを不思議に
思っていましたが、ポドルスキの
「サッカーではない何か」
で、なんとなくわかったような
気がしました。