2017年3月30日木曜日

選抜高校野球、史上初の大阪決戦

選抜高校野球準決勝で大阪の履正社高校と
大阪桐蔭高校が勝ち、明日の決勝戦は
選抜史上初の大阪勢同士の決勝戦となりました。
過去には愛知県が2回、京都、東京があり
同一都道府県の決勝戦は5度目です。

私の記憶で過去に大阪勢同士の決勝戦と
なりそうなことがありました。1979年、
51回大会でのことです。
 
準決勝 箕島4-PL3 浪商5-東洋大姫路3
決勝 箕島8-浪商7 

この年、大阪はPL学園には広島、ヤクルトで
活躍することになる小早川がいて、浪商には
後に中日のクローザーとなる牛島投手と
ドガベンこと香川のバッテリーがいました。
しかし、和歌山県の箕島高校に両チームとも
敗れて大阪勢同士の決勝どころか優勝も
できませんでした。

箕島高校は夏の全国大会も優勝し、当時として
史上2校目の春夏連覇を成し遂げます。
その時の石井・嶋田バッテリーは住友金属和歌山
でも社会人野球で日本一になります。
石井投手は西武ライオンズで日本一を経験、
遅れて阪神に入った嶋田捕手も阪神で日本一を
経験する優勝請負人と呼ばれる功績を残します。

その頃と比べると、履正社高校の安田選手以外は
あまり注目されていませんでしたが、明日の
決勝戦では伝説と呼ばれるような好ゲームを
期待したいところです。