2017年3月22日水曜日

中国国営中央テレビのフェイクニュース

「隠すことが疑惑を産んで、安心を得られない」
と言い、低レベルの放射線量が検出されても
数値を表示して福島県相馬市の野菜直売所は
野菜を販売しています。
これはNHKのある番組取材での1コマです。

そんな中、中国の国営中央テレビ(CCTV)は
「政府が輸入を禁止している日本の福島県周辺の
食品が大量に売られている」と報じました。
中国政府は福島第一原発事故を理由に、周辺の
10都県からの食品輸入を今も禁止しているのです。

日本への中国人観光客は今も増加をつづけており
いかに国営テレビが「フェイクニュース」を
報じたところで、SNSなどの口コミで、
中国人は日本の食が安全なことを理解しています。
逆に「フェイクニュース」を報じることで
国民からの信頼を失い、国の崩壊への一歩だと
いうことに気づかないのでしょうか?

今回の件、私はこのままでよいと思います。
冒頭述べた様に、被災地の方々が誠意をもって
行動している限り、日本は大丈夫です。
ネットが普及して、個人が情報を発信できる今、
国家がかりで情報操作をしてもムダなのです。

それよりも心配なのは中国が原発事故を
おこした場合です。
必ず中国は事故を公表せず、中国国民が
知ることもありません。
常に日本、特に九州・山陰地方は、放射能を
監視して警戒しなければなりません。
福島原発も避難地域は原発から北北西の方向
になっていますが、放射能の大きかった地域は
原発より東側です。地球の自転、ジェット気流を
考えると当然で、中国東岸で原発事故が起こると
中国本土以上に日本に放射能が飛散する可能性が
あるからです。