大阪市を廃止し特別区を導入する
「大阪都構想」の住民投票について
松井一郎大阪府知事はこれまで
今年年9~10月を目指すとの立場を
示していましたが、先送りも示唆し、
来年4月の統一地方選と同時に
実施することも検討すると発言
しています。
この「都構想」の対案として
自民党などは「総合区」を提唱
していますが、これはこれで
よくわかりません。
都構想か?総合区か?
私の考えは、どちらでもありません。
事実、某世論調査では大阪市民の
2人に1人はそう考えており
都構想支持、総合区支持を
大きく上回っています。
しかし、大阪を変えていくことは
人口減少や高齢化を考えると必須です。
では、どうすればよいのでしょう?
私はまず、現在の24区を地域により
合区をすすめることが一番だと
思います。
一番人口の多い平野区が約19万人、
一番人口の少ない浪速区が7万人、
この差が縮まるように、区役所を
残したうえで、周辺の区を合区します。
もちろん、人口の多い平野区や
東淀川区、淀川区、城東区などは
現状維持で、17~18くらいに区を
まとめます。区役所は窓口は残しますが
上層部は統合し、警察署も表向きは
減りませんが、統合します。
いっきに進めるのではなく、
まずやってみることが重要です。
それから、都構想か総合区かを
提案したほうが理解を得やすいのでは
ないでしょうか?
今の都構想は大阪市民を置き去りに
しており、これではまた失敗します。