2018年4月11日水曜日

瀬戸大橋、30歳

JR四国とJR西日本は昨日
瀬戸大橋線の30周年に合わせ
記念式典を開きました。
これまで2億6,400万人が
利用とのことで、なくてはならない
インフラであることは確かです。

ただ、気になることもあります。
この春の臨時ダイヤとして、
高松~松山・高知の特急を
岡山~松山・高知の運行とする
ことです。
確かに、東京・大阪方面からは
便利かもしれませんが、四国の
存在価値が薄れていくのではと
危惧しています。

高松は海路が交通の主役であった
時代に栄えた都市で、瀬戸大橋が
四国の玄関となった今、存在価値が
なくなっているのは事実です。
それならば、坂出駅を四国の玄関と
位置づけ、岡山から坂出で特急に
スムーズに乗り継ぐターミナルと
すべきだったと思います。
何も手をうたなかったために
四国にとって、発展するための
瀬戸大橋が、衰退するための
存在になっているのではないでしょうか?