ヨーロッパでは近い将来、ガソリン車や
ディーゼル車が走行できなくなさそうな中、
電気自動車(EV)開発の動きが活発に
なってきています。
電気自動車(EV)はガソリン車と比べ
構造が簡単なため、中国では町工場でも
EV開発に精を出しているそうです。
しかし、日本の自動車メーカーは
それほど活発ではありません。
これは、電気自動車(EV)用の
サービスステーション普及が進まない
ところにあると思います。
ガソリン、軽油などの給油は2~3分で
満タンになりますが、EV充電には
30分以上必用です。ただでさえ
都会のガソリンスタンドは廃業に
追い込まれているのに、こんな効率悪い
充電では、充電できる施設が発展
するはずは、ありません。
現在、EVは1回の充電で、400キロ
まで走行できる車種がでてきていますが、
私のように長距離中心にドライブする
人間では、600キロくらい走れないと
使い物になりません。途中の食事場所で
充電できればべつですが。。。
で、電気自動車(EV)制覇する
メーカーの鍵は「バッテリー」です。
1991年ソニーがリチウムイオン電池を
発売して以来、携帯電話、ノートパソコン、
スマートフォンとパーソナルツールが
発展していく中、バッテリーは今でも
リチウムイオン電池であり、EVの
エネルギー源もリチウムイオンです。
これでは、どこがEVをつくっても
限界があり、真のガソリン車の代わりに
なりえません。
小型軽量でありながら大容量で
急速充電が可能な、まったく新しい
タイプのバッテリーを開発した
メーカーが勝者となります。
これは、自動車だけでなく、スマホなど
エレクトロニクスも同様です。
開発した研究者がノーベル賞受賞
できるのは間違いありません。